毎月起きるひどい生理痛…、女性にとって悩みの種ともいえる辛い症状ですよね。

実は便秘と生理痛には深い関係があるのをご存知ですか?

生理痛がひどい人は、便秘が原因でさらに症状を悪化させている可能性があります。

もし便秘解消できれば、生理痛の症状が軽くなるかもしれません!

今回あまり知られていない、便秘と生理痛の関係性についてお伝えしていきます。

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生理痛の原因になる便秘とは?

ただ便秘解消をしても、今より生理痛が軽くなるわけではありません。

便秘には大きく分けて3つ種類があります。

  • 直腸性便秘
  • 弛緩性便秘
  • 痙攣性便秘

 

弛緩性便秘は腸の便を排出する運動(蠕動運動)の働きが弱まり起こります。

痙攣性便秘は主にストレスが原因で消化器官の働きを調整している自律神経が乱れ、便秘や下痢を繰り返すような症状が現れます。

そして、生理痛と関係が深い便秘が”直腸性便秘”です。

便秘に悩む女性の約20%が直腸性便秘に当てはまるといわれています。

 

直腸性便秘とは通常大腸に溜まるはずの便が直腸に溜まり、そのまま排出されず便秘になる状態を言い、症状として

  • 下腹部の痛み
  • おなかの張り
  • 残便感がある
  • 便が固い(出血することも…)

などがあります。

直腸性便秘の原因は便意の我慢や水分不足です。

※関連記事

便意を我慢すると便秘になる?吐き気・冷や汗の症状は要注意!

 

直腸性便秘と生理痛の関係

生理痛と直腸性便秘の関係を知るには、直腸の場所を考える必要があります。

直腸は子宮にとても近い場所に位置しています。

子宮に近い直腸に便が溜まり固くなることで、子宮が圧迫され物理的に生理痛が重くなるのです。

直腸性便秘以外で生理痛を悪化させる原因

便秘により生理痛がひどくなる原因は、直腸性便秘以外に”血行不良”が考えられます。

便秘になると腐敗ガスが腸内に溜まります。

便秘時のおならが臭いも腐敗ガスのせいですが、ガスが体内に吸収されると血液循環を悪くする原因になります。

 

血行不良は新陳代謝の低下につながり、ホルモンバランスの乱れを引き起こします。

ホルモンは一定量分泌されて身体の調子を整えていますが、分泌量が一定を超える(下回る)状態が続くと身体に色んなトラブルが起こります。

そのトラブルの一つが、重い生理痛というわけです。

 

血行不良は冷えによっても起きるので、特に夏場は冷たい飲み物の摂取には気をつけましょう。

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生理痛が原因で便秘になることも?

便秘が生理痛を悪化させる原因になりますが、逆も考えられます。

生理痛が原因で起きる便秘には、黄体ホルモンである”プロゲステロン”が関係しています。

 

排卵時は”エストロゲン”と”プロゲステロン”2種のホルモンが分泌されますが、生理痛が重い人はプロゲステロンの分泌が多くなります。

プロゲステロンは排卵後に妊娠しやすいよう、子宮の環境を整える働きをするホルモンです。

排卵から生理が始まるまでの2週間前後はプロゲステロンによって基礎体温を上げ、子宮内膜をふかふかの状態にして乳腺の発達を促します。

妊娠・出産には不可欠なホルモン”プロゲステロン”は子宮の収縮を抑える働きもしますが、この働きは腸の運動を鈍くする原因になります。

 

プロゲステロンの作用で腸の働きが弱まると、

  1. 排便を促す弱まり、便が腸内に留まる
  2. 便に含まれる水分がなくなり固くなる
  3. 便意が起きず、便が固いため排便もしづらくなる

このような悪循環で便秘体質へと変わっていきます。

また生理痛がひどい人は、そもそも便秘になりやすいタイプの人ともいえます。

 

生理痛を緩和するため、便秘を解消しよう!

便秘と生理痛の関係は分かれば、便秘解消は生理痛の緩和に有効だという根拠も分かると思います。

直腸に便や腐敗ガスを溜めず空っぽの状態にしておく、つまり便秘を解消すれば子宮が圧迫されず生理痛は緩和されるはずです。

 

便秘解消には、

  • 整腸剤を飲む
  • 水分摂取を心がける
  • 適度な運動をする
  • ストレスをためないようにする
  • 下剤を飲む

これらが有効的です。

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ただ下剤は使用を続けると癖になり、自力で便を排出するのが困難になるリスクがあるため避けたいところ。

下剤は便秘や生理痛の症状が重すぎて、どうしようもない時にだけ使用して常用は避けましょう。

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もし下剤を使うならマグネシウム系がおすすめで、妊婦さんでも使えるくらい安全性は高い薬です。

マグネシウム系の下剤には便に水分を含ませて柔らかくする作用があります。

強力な効果はありませんが、直腸性便秘には良く効くため、今回の生理痛を和らげるというものにはとても効果的であるといえます。

※マグネシウムを含む市販の下剤は下記事をチェック

ストレス性の便秘を解消するには?有効な方法や市販薬を調べた

 

ちなみに便秘解消しても生理痛がまったくマシにならない場合、原因は便秘以外にあります。

明らかにおかしいと感じた時は、必ず婦人科を受診して生理痛について相談してくださいね。

 

まとめ

生理痛と便秘が深く関係しているなんて知らなかった人もいるかもしれません。

ただ生理痛がひどい時の便通の状態を思い返してみると、心当たりがある人も多いのではないでしょうか?

「生理痛は我慢するしかない」という思い込みは捨て、一度便秘解消に向けて努力してみましょう!

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