便秘が長く続いた時、便秘薬を飲んで解消している人は多いと思います。

でも、正しい飲み方を理解して服用している人ってどれくらいいるのでしょう?

便秘薬は飲むタイミングや時間帯、量を正しく理解していないと、薬の効果が半減するばかりか思わぬ副作用で苦しむことになるかもしれません…

当記事では、便秘薬を飲むタイミング・時間帯・量を正しく理解するため、便秘薬の飲み方について紹介したいと思います。

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便秘薬は空腹時に飲む!

市販されている便秘薬の多くは、”ビサコジル”と呼ばれる腸を刺激して排便を促す成分が含まれている刺激性の下剤です。

このタイプの便秘薬は、胃や小腸で溶けず大腸で溶けて作用する仕組みになっています。

ところが、食後で胃に食べ物が残っている状態で飲むと胃の中の食べ物と混ざり、便秘薬の効果が薄れたり成分が変化して体に悪影響を及ぼす可能性まであります。

 

特に注意してもらいたいのは、

  • 牛乳などの乳製品
  • 制酸剤の入った胃腸薬

これらと一緒に便秘薬を服用しないことです。

普段、胃の中は酸性、大腸の中は中性なので便秘薬は胃で溶けず中性である大腸まで届きます。

しかし、牛乳や制酸剤など胃酸を中和する成分の入ったものと一緒に飲むと、薬が大腸まで届かず胃で溶けてしまいます。

溶けてしまった便秘薬の成分は胃粘膜を刺激するため、

  • 胃粘膜障害
  • 胃痛・腹痛・吐き気

といった、強い副作用を引き起こします。

 

もし、牛乳(乳製品)や制酸剤入りの胃腸薬を飲んでしまった場合、最低1時間は空けてから便秘薬を服用することをおすすめします。

 

便秘薬を飲むベストなタイミングは?

個人差はありますが、一般的な便秘薬は服用から効果が出るまで約6~11時間かかります。

また、腸が自然な状態で一番活発に動くのは朝です。

腸の働きが活発になるタイミングと薬の効果が表れるタイミングを合わせると…便秘薬を飲むのに最適な時間帯は”就寝前”ということになりますね!

便秘薬は空腹時に飲むことで、きちんと効果を得ることができると最初にお伝えしました。

寝る直前や夜中に間食する人は稀なので、その点でも就寝前はベストな時間帯と言えるのではないでしょうか?

 

ただ、いつも便意をもよおす時間帯が朝でない人もいるかと思います。

そんな人は、便秘薬の説明で記載されている排便までにかかる時間を、自分がいつも便意をもよおす時間から逆算して飲んでもいいでしょう。

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便秘薬を昼間に飲む時の注意点

便秘薬を昼間に飲んだ場合、就寝時と比べ食事の有無や運動量も違うので、便秘薬の効果が表れるまで時間に違いが生じる可能性があります。

就寝前に便秘薬を飲んでいる人が、

「いつも約○時間後に便意をもよおすから、大体○時間後を目安に調節しよう」

と、いつも通りの感覚で昼間に便秘薬を服用すると、思わぬタイミングで便意に襲われることになります。

いずれにせよ、便秘薬を飲むときは翌日が休日など、いつでも便意に対応できる時がいいと思いますよ。

 

便秘薬の正しい量は?

便秘薬の多くは直接腸を刺激して人為的に排便を促す仕組みなので、服用時に腹痛や下痢と言った副作用が出る事が少なくありません。

→関連記事:便秘薬の恐ろしい副作用!漢方でも安心してはいけない!

初めて使うときには必ず規定量より少なめに服用して、体の様子を見つつ徐々に量を調節することをおすすめします。

 

また、便秘薬を常用していると「段々効かなくなってきたな…」と感じるようになるかもしれません。

これは身体に便秘薬に対する耐性ができ、”薬が効きにくい体質”に変化し始めている危険な状態です。

もし、便秘薬の効果が薄れていることを自覚しながら使用を続けると、薬を飲まないと排便できない「薬依存」になる恐れがあります。

便秘薬の常用は絶対におすすめできないので、便が何日も出ない時の最後の手段として使うようにしてください。

 

まとめ

便秘薬は飲まないに越したことはないですが、どうしても必要な場合、飲む量や時間帯を理解して正しい飲み方で服用することが大切です。

今回紹介した正しい飲み方を守って便秘薬と付き合いつつ、普段の食べ物や生活スタイルを見直して根本的な便秘解消を目指しましょう!

→関連記事:便秘解消に即効性がある食べ物5選!おすすめの食べ方も!

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