腸内洗浄は通常、病気で宿便が溜まってしまう人の症状改善のためや、腸検査の前に腸内をキレイにするために行われます。

しかし、最近では宿便排出による病気予防や便秘解消、美容・ダイエット効果などのため、積極的に腸内洗浄を行う人が増えてきました。

腸内洗浄は、専門医が行うのが普通ですが、人にやってもらうのは恥ずかしい、費用がかかるといった理由から自宅で行う人もいるようです。

自宅で腸内洗浄を行う際、正しいやり方とリスクについて絶対に知っておくべきです。

今回、腸内洗浄の正しいやり方と自宅で行う際のリスクについてまとめました。

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腸内洗浄を自宅で行うには?

腸内洗浄を自宅で安全に行うには、腸内洗浄用のキットをネット通販で購入しましょう。

腸内洗浄のキットは色々と種類がありますが、中身の器具は全てほぼ同じなので特にこだわる必要はありません。

腸内洗浄キット内容
  • 説明書
  • チューブ
  • ビニールタンク
  • 計量カップ
  • ローション
  • 腸内洗浄コーヒー(付いていないキットもあります)

これらの器具を使い、自分で腸内洗浄を行います。

 

腸内洗浄の手順

  1. 体温程度のぬるま湯(コーヒー付きキットの場合はコーヒーを)800~1000ml用意
  2. 液止めクリップをしっかり閉じ、ビニールタンクにぬるま湯(体温程度の温度)を入れて高い位置にビニールタンクを吊り下げる
  3. ホース先の挿入パイプにジェルを塗り、肛門に3~4cm程度無理なく入れて、液止めクリップを開きぬるま湯を少しずつ注入する
  4. 注入が終わると液止めクリップを閉じ、肛門からパイプを抜いて、しばらくお腹を時計回りに優しくマッサージする
  5. 便意をもよおせば、排泄して終了

 

腸内洗浄の注意点

終了後は器具を消毒でキレイに洗浄し、風通しの良いところで乾かし、清潔な状態で保管しておきましょう。

キレイな状態で保管して置けば数回使用可能ですが、衛生上、最長でも半年に一度は買い替えることをおすすめします。

 

お湯の量については、初回は最小量(800ml)で使用し、2回目以降から様子を見つつ調節していきましょう。

腸内洗浄を行うときのお湯の温度は高すぎても低すぎてもいけないので、必ず体温程度の36度~37度を守って下さい。

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腸内洗浄を自宅で行う際のリスク

自宅で腸内洗浄を行うことは可能ですが、専門医ではなく自分で行う場合、リスクが伴うことを頭に入れておかなければなりません。

腸内洗浄を自宅で行う際のリスクをまとめたので、自分で行う前に必ずチェックして理解しておいてください。

 

大腸の機能低下

腸内洗浄は、腸に刺激を与えて強制的に宿便を排出させる人為的な行為です。

期間を空けずにくり返し腸内洗浄を行うと、大腸自体を動かさなくても便が出る状態になるため腸の運動機能が低下します。

そうなると、便意をもよおす感覚がなくなり、自然に便が出なくなる恐れがあるため便秘の悪化や下痢体質になってしまう可能性があります。

腸内洗浄を行う際は、最低でも1カ月以上は期間を空けてください。

そして、腸内洗浄を数回行っているうちに便秘の悪化や下痢が続くなど異常を感じた場合、使用を中止して専門医を受診してください。

 

腸や肛門を傷つける恐れがある

チューブ挿入の際、気を付けて挿入しないと肛門や腸壁を傷つけたり、繰り返し行うことで腸粘膜を傷つける恐れがあります。

もし、肛門や腸壁を傷つけてしまった場合、傷口が炎症を起こし感染症を起こす危険もあります。

チューブ挿入の際はジェルをきちんと塗り、ゆっくりと挿入していってくださいね。

 

乳酸菌・善玉菌を減少させる

腸内には腸内環境を整えるため、たくさんの腸内細菌がいます。

腸内洗浄を行うと便と一緒に腸内細菌も排出してしまうので、繰り返し行うと腸内細菌の数が減少します。

腸内細菌は食べ物の分解などのサポートもしているので、腸だけでなく身体全体への影響も出る可能性があります。

そのため、腸内環境が乱れると便秘の悪化や下痢、その他身体に不調をきたす恐れがあることを理解しておきましょう。

少しでも腸内細菌の減少を防ぐため、腸内洗浄を行った後は乳酸菌やビフィズス菌を含む食べ物を積極的に摂るようにしましょうね!

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まとめ

腸内洗浄は自分で行うより、専門医でやってもらう方が確実に安心・安全です。

でも、自宅で腸内洗浄を行う際は、プライバシーを守れる・費用を抑えることができるといったメリットがあるのも確かです。

キット購入後は説明書をきちんと読み、正しいやり方で行うようにしましょうね。

 

最後に、自宅で腸内洗浄を行う上で最も注意してほしいのは、“期間を空けずに何度も何度も頻繁に行わないこと”です。

再度行う場合、絶対に1カ月以上は空け、症状が悪化してきた場合は使用を中止して専門医を受診してください。

腸内洗浄は腸に大きな負担をかける、危険性の高い行為であることを忘れないでくださいね。

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