下痢と聞くと良いイメージがないですが、便秘気味の人は下痢してでも便を出したいと考えたことが一度はあるのではないでしょうか?

私も便秘に悩まされてきたので色んな方法を試しましたが、結論を言えば一瞬のお腹の痛みを我慢するなら下痢は便秘よりマシだと感じました。

ただし、下剤の副作用で起きる下痢より、なるべく普段食べている食べ物によって起きる下痢の方が安全な気がしますよね。

今回、即効で下痢する可能性が高い食べ物についてお伝えしたいと思います。

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そもそもなぜ下痢をするの?下痢の原因について

下痢には急性タイプと慢性タイプの2種類があります。

まず、それぞれの特徴と下痢が起きる原因についてまとめます。

急性の下痢

1日に数回~数10回にわたり便意を感じ、2週間以内で治まるような下痢。

急性の下痢は“感染性”と“非感染性”の2つに分かれます。

感染性の下痢

食事によって細菌やウイルスに感染したり、感染者から菌をもらうなどして起こる下痢です。

主に食中毒が原因になります。

  • 食べ物が原因となる細菌:カンピロバクター、サルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌 等
  • 毒素が原因となる細菌:腸管出血性大腸菌O‐157、ボツリヌス菌、セレウス菌、コレラ 等
  • ウイルスが原因となる細菌:ノロウイルス、ロタウイルス 等

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非感染性の下痢

以下のような食事の仕方やアレルギーによって原因で起こる下痢です。

暴飲暴食

水分の吸収が追いつかなくなる

アレルギーがあるものを食べる

体内からアレルギーのもとを追い出そうとする

牛乳を飲んだとき

牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素の働きが悪い人は消化不良を起こす

甘いものの取り過ぎ

砂糖が浸透圧を上昇させるため、浸透圧を元に戻そうと腸が水分を排出して便の水分量が多くなる

アルコールの飲み過ぎ

アルコールの分解に多くのエネルギーが使われるため、消化器官にエネルギーが行き届かなくなり消化不良を起こすため

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慢性の下痢

1日数回程度ですが3週間以上続く下痢のタイプはこちらです。

生活習慣・ストレスなどによる機能性の下痢と、病気の症状や薬の副作用による下痢に分けられます。

下痢が起きる病気
慢性膵炎

膵臓が委縮していく進行性の難病で、脂肪を分解する消化液が少なくなるため脂肪分が多い下痢が続く

過敏性腸症候群

ストレスが原因で発症し、慢性的に下痢と便秘を繰り返す。

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炎症性腸疾患

原因不明の難病で、下痢や粘膜性の血便などがみられる

大腸がん

初期の段階だと便秘と下痢を繰り返したり、便に血が混じるなどの症状がみられる

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下剤はNG!なるべく安全に食べ物で下痢する方法は?

便秘がひどい時は下剤で便を出す人は多いと思います。

ただ、下剤は常用性や副作用が出る場合もあるので使用をためらいますよね。

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そんな時は、非感染性下痢の原因となる食べ物を意図的に摂取して、下痢を促すのも一つの方法です。

もちろん、やり過ぎは絶対にNGですが、薬に頼らず下痢を引き起こしやすい食べ物を5つ紹介します。

脂肪の多いもの

  • 肉類(特に牛肉)
  • 乳製品(ホイップクリーム、クリームチーズ等)
  • バター、マーガリン
  • ナッツ類(ピスタチオ、マカダミアナッツ等)
  • チョコレート

油っこい食事は消化が悪いため、きちんと消化されずに残った脂肪が腸を刺激して下痢を引き起こします。

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冷たい飲み物

冷たいものが胃腸に入ると、それが刺激となり腸の動きが異常に活発になってしまうため、下痢を促します。

冷たい飲み物でもカルシウムやマグネシウムの量が多い硬水には、腸を活発にする働きがあるのでおすすめです。

また、炭酸水も炭酸の刺激が腸を活性化するのでおすすめです。

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乳製品

牛乳に含まれる乳糖を分解する消化酵素を体内に持たない人(乳糖不耐症の人)は、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を摂取すると下痢になります。

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香辛料など刺激物

  • 唐辛子、からし、わさび、ラー油、ニンニク 等

香辛料を摂り過ぎると、腸が刺激されて下痢を引き起こします。

ただし過度な取り過ぎは胃を荒らし、健康を害する恐れがあるので要注意です。

胃が弱い人は香辛料を摂り過ぎると激しい胃痛を起こしかねないので、他の方法にしておきましょう。

キシリトールなどの糖アルコール

糖アルコールは人工的に作り出した甘味料の一種です。

適量だと何も変化はないですが、多く摂取することによりお腹が緩くなり下痢する可能性があります。

キシリトール以外にも、ソルビトール・マルチトール・エリスリトールなどの種類があります。

 

まとめ

下痢を促す食べ物はたくさんありますが、これらの食べ物に頼って下痢で便を出し続けるのは絶対にやめてください。

下剤を飲む代わりに試す感覚で行い、下痢以外に体の不調が現れた場合は下痢で便秘を解消する考え方自体を変えましょう。

下痢は即効で便秘解消につながりますが、便秘に効く食べ物を継続して食べ、規則正しい生活を送ることで軽度の便秘であれば解消できます。

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ひどい便秘の時は便秘外来で診てもらうなどして、強制的に下痢をしなくても便が出るようにアドバイスをもらいましょう。

下痢は消化器官に大きな負担をかけます。

体のことを1番に考えてくださいね。

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