毎年12月~年明けの2月頃まで、日本国内で大流行するインフルエンザ。

感染者の中には腹痛や下痢を訴える方もいますが、インフルエンザの症状は高熱や関節痛がメジャーなので、あまり一般的ではありません。

しかし近年のインフルエンザは腹痛や下痢を伴うことが多く、風邪と勘違いして対処に遅れると症状が悪化する危険性もあります。

今回インフルエンザの症状として腹痛や下痢が起きる可能性、またツラい症状を緩和するために有効な食べ物も紹介していきます。

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“インフルエンザ”について知ろう!

毎年、本格的に冬が到来すると同時に感染者も激増するインフルエンザ。

微熱や怠さが続く風邪とは違い、突然の強い倦怠感や高熱に襲われ、場合によっては命に係わるほど重症化する恐れもある感染症です。

 

インフルエンザの主な症状として知られているのは、

  • 38度以上の高熱
  • 関節痛
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 食欲不振
  • のどの痛み

これらが挙げられますが、風邪の症状と似ているため自己判断が難しい病気です。

しかし風邪と大きく違うのは、インフルエンザのウイルスは感染力が非常に強いということ。

インフルエンザに感染して症状が出るまで、また感染後ウイルスが体内からなくなる前に人と接触すると、二次感染を引き起こす可能性が高いです。

 

インフルエンザウイルスの体内潜伏期間は約2週間、

  • 感染後1~3日以内に発症
  • 発症後、7~10日に治癒

とされており、ウイルスが体内に存在する間は人との接触を極力避ける必要があります。

 

特に家族やクラスメイト、同僚などにインフルエンザ感染者がいる場合は注意が必要です。

自分が高熱や関節痛を発症した時点で「インフルエンザかもしれない」と感染を疑い、

  • 学校(会社)を休む
  • 人ごみに近づかない
  • マスク着用を徹底する

といった人に移さない対策をするとともに、必ず病院で検査を受けるようにしてください。

 

インフルエンザで腹痛や下痢が起きる?

インフルエンザ症状一覧では下痢と腹痛は省きましたが、インフルエンザの症状として腹痛や下痢も起こります。

ただインフルエンザ=腹痛・下痢といったわけではなく、特定種類のインフルエンザのみ腹痛や下痢の症状が出る可能性が高いです。

 

ニュースなどで頻繁に取り上げられるので知っている方も多いと思いますが、インフルエンザにはA型・B型・C型といった3つの種類があります。

3種類のうちC型に感染するのは稀で、毎年感染者が少なく流行もしません。

流行の恐れがあるのはA型とB型で、この2種類は毎年のように冬になると感染者が激増します。(主にA型は冬の前半、B型は後半に流行する)

 

なかでも下痢や腹痛といった胃腸系の症状が起こりやすいのが“A型”です。

12月~1月の冬の前半、腹痛や下痢を伴う風邪をこじらせた場合、インフルエンザA型に感染している可能性を疑いましょう。

また寒くなり始める11月から、念入りに手洗い・うがいをする習慣をつけ、予防することも大切です。

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インフルエンザによる腹痛・下痢に悩まされたら…

インフルエンザが原因(もしくは原因の可能性が高い)の腹痛や下痢に悩まされても、下痢止めの服用は絶対にNGです。

下痢が原因の腹痛や肛門痛は辛いですが、ウイルスを体外に排出する大切な役割を担っています。

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無理矢理止めるとインフルエンザのウイルスを体内にとどめることになり、症状の悪化や回復の妨げになります。

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インフルエンザを含む細菌やウイルスが原因で起きる腹痛や下痢は、薬に頼らず食べ物・飲み物で症状を緩和するようにします。

 

インフルエンザの腹痛や下痢を緩和する食べ物は?

「風邪を引いた時こそ栄養を摂らないと…」と思いがちですが、インフルエンザで腹痛や下痢が起きている時は無理に食事するのはやめましょう。

ただし水分の摂取を止めると下痢で失われた水分の補給ができなくなり、脱水状態が起きる可能性があります。

常温もしくは温かい水や薄めたスポーツドリンクを、こまめに少量ずつ摂取してください。

 

食事を始めるタイミングは下痢がピークの間を含め2食程抜いた後が理想で、胃腸への負担が少ない、

  • おかゆ
  • うどん
  • 果物

といった、離乳食に使われるような消化の良い食べ物を摂取するようにします。

特にりんごにはカリウムが多く豊富に含まれているので、下痢で失われたカリウムを効率良く摂取できます。

カリウムが不足すると体力の回復が遅れるので、すりおろしりんごなどでカリウム不足を防ぎましょう。

お肉や油ものなど消化に悪い食べ物は胃腸に負担をかけ、下痢や腹痛を悪化させるので完全に復活するまでは食べないでください。

 

下痢の時におすすめの食べ物は以下の記事も参考になります。

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まとめ

インフルエンザによる腹痛や下痢を緩和するには、風邪や胃腸炎と同じようにお腹に負担をかけないことが大切だと分かりました。

インフルエンザやノロウイルスは冬になると毎年恐怖を感じる、かかりたくない感染症ですよね。

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症状を緩和するのも大切ですが、あらかじめ感染を防ぐような対策を行うことはもっと大切だということを忘れないでください。

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