ストレスで胃がキリキリする、食べ過ぎてしまって胃もたれが…多くの人が悩んでいる胃痛や胃の不快感。

一時しのぎで市販の胃薬を購入して服用している人も多いと思いますが、胃のトラブルはなるべく薬に頼らず食事で改善したいところ。

今回、胃痛を治すおすすめの食べ物や、お手軽レシピについて紹介します。

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胃痛を治す食べ物一覧

ビタミンUを含む食材

名前すら聞いたことがない人も多いと思いますが、ビタミンUはキャベツから見つかった成分で「キャベジン」とも言います。

  • 胃酸過多による炎症の防止
  • 胃の粘膜の修復、保護
  • 胃の血流改善
  • 消化性潰瘍の防止

など、胃腸を健康に保つ効果があります。

胃腸薬「キャベジン」を代表として、胃痛を治す成分として色んな胃腸薬の主成分で使用されています。

ビタミンUを豊富に含む代表的な食材は以下の3つです。

キャベツ

低カロリーで、ビタミンCやカルシウムも豊富!

キャベジンの名の由来になるだけあり、「食べる胃腸薬」とも言われています。

ちなみに「キャベジン」とは“キャベツ イン”を略した言葉なのだとか。

セロリ

独特の香りには精神を安定させる効果も期待できます。

ストレスで胃痛が起きている場合、ぜひ食べてほしい野菜です。

ブロッコリー

ビタミンU以外に、ビタミンCやビタミンEも豊富!

風邪が流行る季節に食べると、免疫力アップの手助けをしてくれます。

 

ムチンを含む食材

粘り気のある食べ物に多く含まれる、ネバネバ成分「ムチン」は食物繊維の一種です。

胃の粘膜を保護する働きがあり、胃酸から胃を守ったり傷ついた粘膜を治す効果があります。

ムチンが多く含まれる食材は、ネバネバを代表する以下の野菜たちです。

モロヘイヤ

野菜の中でもビタミンE含有量が最高レベル!

他にも数多くのビタミン、カルシウムも含むので、不足しがちなビタミン・ミネラルも効率良く吸収できます。

オクラ

ムチン以外に、強力な抗酸化作用で生活習慣病などを予防してくれるカロテンや、ビタミンC・E・Bが多く含まれます。

食物繊維も豊富なので便秘気味の方にもおすすめです。

※関連記事

野菜で便秘は治らない?悪化する原因や解消するためのポイントは?

なめこ

カルシウムの吸収率を高めるビタミンDが豊富!

低カロリーで食物繊維も多く含まれているので、ダイエット中の方に最適な食材といえます。

里芋

低カロリーでカリウムも多く含まれるため、高血圧予防やむくみ解消にも効果があります。

れんこん

れんこんに多く含まれる「タンニン」には消炎作用、抗胃潰瘍作用があります。

ムチンとタンニンのダブル効果で胃痛を治す役割を果たします。

 

酵素を含む食材

酵素は食べ物を消化・吸収する際や代謝を行う際など、私たちの身体が行うあらゆる活動の際に必要になる成分です。

酵素は自己治癒力を高める手助けとなるため、弱った胃を回復する時に必須の成分です。

酵素が多く含まれている食材は、以下の3つです。

大根

葉に近い緑色の部分には、消化酵素ジアスターゼという、でんぷんを分解する酵素が多く含まれています。

ジアスターゼは胃痛や胃もたれ、消化不良などに効果がありますが、熱や酸化に弱いという弱点も。

大根を食べる時は生でサラダにするか、すりおろして食べるようにしましょう。

カブ

大根と同様、消化酵素ジアスターゼを多く含んでいます。

またビタミンCも多いので、風邪予防やお肌のトラブル解消にも効果的です。

熱に弱いので、和え物か漬物で食べるのがおすすめです。

山芋

山芋はアミラーゼなどの分解酵素を多く含む食材で、他の食材の消化を助けます。

滋養強壮にも良く食欲がないときにもさっと食べやすいので、すりおろしてご飯にかけて食べるといいでしょう。

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梅干し

胃が痛いときに酸っぱい梅干しを食べるなんて…そう思う人も多いはず。

しかし、梅干しには胃痛を治すために有効な成分がたくさん含まれています。

胃痛に効く成分1「シガレシノール」

慢性胃炎や胃がんの原因になるピロリ菌の働きを抑制します。

胃痛に効く成分2「クエン酸」

酸っぱい成分でおなじみのクエン酸は、唾液と胃液の分泌を促進させる効果があります。

そのため、食べ物が消化できずに胃通が起きている場合、クエン酸を摂取すると消化不良が改善されて胃痛も治ります。

ただし、胃酸過多が原因で胃痛が起きている時に梅干しを食べると、胃酸がさらに分泌されるため胃痛が悪化することがあります。

梅干しは、“食後に起きる胃痛のみに有効な食べ物”と覚えておきましょう。

 

胃痛を治す食べ物で作るお手軽レシピ!

キャベツのサラダ

胃痛に絶大な効果のあるビタミンUですが、加熱するとどんどん失われていく特性があるため、なるべく生のまま食べることをおすすめします。

また、キャベツは芯の部分や太い葉脈の部分に栄養が多いので、捨てずにすべてそのままで千切りにしましょう。

水に浸けるとビタミンCなど水溶性の栄養素が減少するので、水にさらすのは2分ほどにしてください。

また、キャベツと併せて胃痛に効果的な以下の食材をサラダに加えると、より胃痛解消に効果を発揮します!

ブロッコリー

短時間で茹でるかシリコンスチーマーを使い電子レンジで加熱すると、ビタミンの損失が少なくて済みます。

また、ブロッコリーの新芽「ブロッコリースプラウト」はブロッコリーよりも栄養価が高く、生野菜サラダにそのまま使えるのでおすすめです!

ブロッコリースプラウトはカイワレ大根のような見た目をしており、スーパーで購入できます。

トマト

トマトには胃の粘膜を保護するビタミンAが多く含まれています。

また、水分量も多いため胃酸過多による多く分泌されている胃酸を薄める効果も期待できます。

キャベツサラダの脇に、プチトマトを添えておくといいでしょう。

豆腐

良質のたんぱく質で栄養価が高く、胃への刺激が少ないため胃が弱っているときに食べやすい食材です。

鶏のササミ

鶏肉は動物性の良質なたんぱく質を含み、消化も良い食材です。

野菜のみで食べるより腹持ちが良くなりますし、良質なたんぱく質を摂取すると胃の回復力も高まります。

レンジで加熱したササミをほぐしてキャベツサラダに入れてみてはいかがでしょう?

ゴマドレッシング

ゴマは胃酸を中和する作用があります。

胃の負担を減らすため、脂質が少ないゴマドレッシングを選びましょう。

 

野菜スープ

キャベツは生で食べるとビタミンUをたくさん摂取できるというメリットがありますが、量をたくさん食べられません。

量を食べるには過熱して柔らかくした方がいいですし、なるべく温かいものの方が胃の刺激を減らすことができます。

キャベツに含まれるビタミンUをできるだけ残し、加熱して食べる方法でおすすめレシピがミネストローネと羽元とキャベツの生姜スープです。

ミネストローネの作り方(4人分)
  1. 胃に優しい具材(セロリ、じゃがいも、大根など)を1cmの角切りにして、オリーブオイルで炒める
  2. 水(600cc)とコンソメスープの素(3個)を入れて10分煮込む
  3. トマト缶を入れて20分煮込む
  4. キャベツを2cm角に切り、レンジで加熱しスープに加える
  5. 塩コショウ、ブラックペッパーなどで味を整えて完成
手羽元とキャベツの生姜スープの作り方(4人分)
  1. 手羽元(8本)、千切り生姜(1かけ)、水(1200cc)を鍋に入れて火にかける
  2. 沸騰したらアクを取り、弱火で10分煮る
  3. キャベツ(6枚)を1口サイズに切って電子レンジで加熱(2~3分)
  4. 1に鶏ガラスープの素(大さじ1)、ニラ(1/2束)のざく切りを入れて、5分煮る
  5. 2のキャベツを入れ、塩コショウで味を整えて完成

生姜は「万病の薬」と言われ、胃腸を温める効果、消化管の活動を活発する働き、殺菌作用もあるので、弱った胃には効果的です。

ニラはビタミンB、C、Eなどが多く含まれ、体を温める効果もあります。

胃もたれ解消、弱った胃を強くする効果や胃腸全体を整えるのに優れた食材ですが、食べ過ぎると胃を荒らす原因になります。

胃痛が悪化しないよう、温かい状態で適量食べるようにしましょうね。

 

まとめ

胃痛解消に効果的な食べ物はたくさんありますが、加熱すると効果が弱まる食材も意外と多いので注意しましょう。

また、胃痛を治す効果を高めるため、ただ食べるだけでなく食べ方にも気を使うようにしましょうね。

 

胃痛が頻繁に起きる人は、胃痛の分泌を促進する食べ物や、胃の消化作業に負担をかける食べ物を避けるべきです。

胃酸の分泌を促進する食べ物
  • 柑橘類、酢の物など、酸味が強いもの
  • 香辛料、カフェインを含む飲み物
胃に負担がかかる食べ物
  • 脂肪の多いもの(加工肉、脂身の多いバラ肉やひき肉、揚げ物、バターなど)
  • 消化されにくいもの(タコ、イカ、貝類、ゴボウなど繊維質な野菜、きのこ類)

 

食べ過ぎや早食いも胃痛の原因になるので、腹八分目の量をゆっくり食べるよう心がけてくださいね。

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