ここ数年で患者の数が急増しているため、なにかと話題になることが多いアニサキスによる食中毒。

猛烈な腹痛に襲われるということで、生魚を食べる時に思い出すと恐怖しかありませんよね…

アニサキスは生魚の身に潜んでいて処理し損ねたものを摂取するイメージですが、回転寿司でも生魚を提供しているので大丈夫なのか気になります。

また回転寿司で食べるとアニサキスを取り込んでしまう可能性が高い危険なネタや、アニサキスから身を守るための対策も知っておきたいところ。

今回、回転寿司におけるアニサキスの現状と、対策の方法についてお伝えします。

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アニサキスとは?

生魚の身に潜んでいるアニサキスは見た目は白っぽくてひょろ長い、寄生虫の一種です。

体長は大体2~3センチ、太さは約1ミリと細くて小さいため、肉眼で確認できるものの処理する際に見落としやすい寄生虫になります。

アニサキスを画像で確認

 

アニサキスは魚介類の内臓に生息していますが、寄生している魚が弱ると内臓から脱出して筋肉(身)の中に潜り込む習性があります。

そのため刺身などの生魚を食べる際、誤って身に潜んでいるアニサキスも摂取して食中毒症状を引き起こすのです。

 

アニサキスを食べるとどうなる?

アニサキスは魚の内臓から筋肉に潜り込む習性があるため、人間の胃に入り胃酸による刺激を受けると、酸の攻撃から逃げるため胃壁を突き破ろうとします。

この時、想像を絶するほどの胃痛と、それの伴う嘔吐やじんましんなどが症状として現れます。

これら症状をアニサキス食中毒といいますが、発症するまでの時間は短く、食後2~8時間以内となります。

 

また稀に腸までアニサキスが到達し、腸の激痛などの症状が現れる場合もあります。

この場合の痛みも我慢できないほどの激痛ですが、発症までの時間は長くなり食後10時間程となります。

どちらにしても生魚を食べた後、半日以内の激しい腹痛はアニサキスを疑ってよいでしょう。

 

回転寿司のアニサキスによる食中毒は大丈夫?

子供から大人まで大人気の回転寿司ですが、アニサキスによる食中毒の心配はほぼありません。

というのもアニサキスは冷凍に弱いため、24時間以上冷凍すれば死滅します。

多くの回転寿司チェーンでは魚介類は冷凍後に使用しているため、生きたアニサキスが切り身に混入している可能性は限りなくゼロに近いでしょう。

また一部冷凍せずに提供する魚介類についても、アニサキスが寄生しづらい養殖ものを提供しているので心配しなくても大丈夫です。

 

回転寿司チェーンでは冷凍や養殖のネタを使い、店舗や工場でも念入りにチェックしているのでアニサキス食中毒の心配はまずないと考えてOKです!

ちなみにアニサキスを誤って体内に取り込んでも、生きてさえいなければ食中毒の症状に襲われることはないのでご安心ください。

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回っていないお寿司屋さんはどうなの?

冷凍や養殖ものはコストを抑えた回転寿司チェーンのみにいえることで、魚を直接仕入れて提供している個人のお店や高級チェーン店の場合は話が変わります。

仕入れた新鮮な魚をすぐにさばいて寿司にするようなお店は、身の中に生きたアニサキスが潜んでいる可能性も高くなります。

ただ、そんなことは寿司を提供するお店側からすると百も承知です。

 

アニサキス食中毒が発生したと一度でも噂になるとばお店の命に係わるため、プロの職人が目視で徹底的に除去するように努めています。

新鮮な魚を提供する分、回転寿司チェーンよりアニサキスの危険性を自覚し、何倍も注意して対策しているはずです。

回転寿司、回っていないお寿司関係なく、外食で寿司を食べる限りアニサキス食中毒になる可能性は低いと考えてよいでしょう!

 

危険なネタと自分でできるアニサキス対策は?

”アニサキスが寄生している可能性が高い魚=危険なネタ”といえるので、寿司ネタでアニサキスが寄生しやすい魚を挙げると、

  • サバ
  • サンマ
  • イワシ
  • アジ
  • イカ

などが該当しますが、回転寿司ではこれら危険なネタは冷凍保存して提供しているので避ける必要はありません。

 

ただいくら冷凍保存したネタを使っても養殖ネタを使っても、アニサキスに感染する確率はゼロではありません。

確率をほんの少しでもゼロに近づけるため、回転寿司を食べに行った際、自分でできるアニサキス対策として”よく噛んで食べる”という方法があります。

アニサキスは生きて胃や腸に到達すると食中毒になるので、口の中で噛み切ってしまえば死滅させることができます。

さらによく噛むと食べ過ぎ防止になり、消化も良くなるので、アニサキス対策と併せて一石三鳥ですよね!

回転寿司でアニサキスに感染する確率はゼロに等しいですが、より確率を下げるためにはよく噛んで食べることだけを意識しておきましょう。

 

まとめ

ニュースでアニサキスの報道をみると、「寿司食べても大丈夫かな…」と不安な気持ちになるのは分かります。

でも生魚を扱うお店は絶対に食中毒を出すことができないので、必ず対策を行っています。

 

実際、大手回転寿司チェーンはお客さんの出入りが激しいのに、アニサキスでニュースになったことは一度もないですよね!

お寿司を食べる時にアニサキスのことばかり考えていると美味しさが半減するので、お店を信じてよく噛んで食べるようにしましょう。

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