空腹時に吐き気やめまいを感じたことのある人は多いのではないでしょうか?

「お腹が空き過ぎて気持ち悪い…」「空腹で頭がクラクラする…」なんて状態は、よく耳にしますよね。

しかし、空腹による吐き気やめまいを「病気かも?」と考えたことがある人は少ないと思います。

今回、空腹でめまいや吐き気が起きる原因について、病気の可能性も含めてまとめてみました。

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空腹と吐き気の関係

吐き気が空腹時に起きてしまう原因として、最も多いのが胃酸過多です。

胃酸過多とは胃液の酸度が非常に高くなってしまう状態を言い、吐き気やげっぷ・胃液が口の方まで上がってくるといった症状があります。

 

通常、胃酸は食べた物を消化するため食後に大量分泌されるのですが、

  • 精神的に疲れている
  • 飲酒・喫煙によって身体に負担がかかっている
  • 香辛料などの刺激物を摂り過ぎた

といった場合は胃酸過多になりやすく、食後3時間以上経った空腹を感じ始める頃、吐き気の症状が表れることがあります。

胃酸過多は、飲酒喫煙や辛い物の摂取を控えることで症状は改善される場合が多いです。

ただし、空腹時の吐き気は“病気のサイン”になっている可能性もあります。

 

空腹時に吐き気をもよおす病気は?

空腹時に吐き気や嘔吐をもよおし、強い痛みなどがある場合、胃潰瘍十二指腸潰瘍の疑いがあります。

胃酸過多は改善できますし、“ちょっと具合が悪いな”といった感覚の症状ですが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍は明らかに症状が重いです。

異常な吐き気や、実際に嘔吐を繰り返すような場合は必ず病院で検査を受けるようにしてください。

胃液が何らかの原因で胃粘膜や十二指腸に穴をあけてしまう潰瘍は、胃酸過多と同じくストレスや飲酒・カフェインの摂り過ぎなど胃に負担をかける行為が原因です。

また、ピロリ菌に感染していると潰瘍になるリスクが何倍にもなることが確認されています。

※ピロリ菌とは

胃の粘膜に生息している悪さをする菌で、感染経路が特定されていないため予防することができません。

原因不明の胃痛が多い場合、ピロリ菌に感染していないか検査して調べることをおすすめします。

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空腹とめまいの関係

吐き気と同様、空腹が原因でめまいが起きるのもめずらしいことではありません。

めまいは低血糖(血液中のブドウ糖濃度が下がった状態)であるサインとしてとらえることができます。

 

そもそも“空腹”とは、脳に送られる血液中のブドウ糖が不足することで感じます。

身体の他の臓器はブドウ糖が不足しても筋肉などからエネルギーを作りだせますが、唯一、脳だけはブドウ糖からしかエネルギーを作ることができません。

そのため、血糖が下がった状態では脳を正常に働かすことができず、頭がボーッとして集中力がなくなったり、めまいが起きたりするのです。

 

空腹時にめまいが起きる病気は?

空腹でめまいを感じた時は、少しでも早く何か食べるようにしてください。

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何も食べずに放っておくと、めまいの他に手足の震えや脱力感、動機・発汗などを引き起こすことがあります。

また、異常を感じたのにそのまま何も食べないでいると、けいれんや急に意識がなくなるなど深刻な状態になる可能性もあります。

 

空腹時にめまいを感じる人は多いですが、上記のようにめまいと併せて手足の震えや冷や汗などを感じる場合、

  • 低血糖症
  • 空腹時低血糖症

といった、病気が隠れている場合があります。

症状として最も多いのは手足の震えですが、このような症状が頻繁に表れたり、症状が長く続く場合は病院で診てもらうようにしましょう。

 

まとめ

空腹時に吐き気やめまいを感じる人は多く、誰にでも起こりえる現象だけに深刻に考えている人は少ないと思います。

しかし、強烈な吐き気や嘔吐、めまいと併せて頻繁に手足の震えが起きたり冷や汗をかいたりするのは明らかに異常な状態です。

病院で治療を受けることが必要なほど重篤な病気の可能性もあるため、身体のサインを見逃さないようにしましょう。

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