急性胃腸炎になり、激しい下痢や腹痛が長引くと本当に辛いですよね。

私も牡蠣を食べた後に急性胃腸炎になり、突然激しい嘔吐や下痢に襲われ食事も水分も口にできない、地獄のような経験をしました。

急性胃腸炎が起きる原因はたくさんありますが、下痢の症状はいつまで続くのでしょう?

また下痢の色で急性胃腸炎の原因、危険度を判断できるので併せてお伝えしたいと思います。

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急性胃腸炎とは?

急性胃腸炎とはウイルスや細菌が原因で突然胃腸が激しい炎症を起こし、下痢や腹痛の症状を伴う病気です。

下痢や腹痛以外にも様々な症状があり、血便や嘔吐、発熱、倦怠感を伴ったり、重症化すると血圧低下によって意識障害を引き起こします。

ウイルスが原因の急性胃腸炎は冬、細菌が原因の急性胃腸炎は夏に発症する場合が多いです。

また稀にウイルスや細菌以外に、過度なストレスが原因の場合もあります。

 

急性胃腸炎は免疫力が低下している時にかかると症状が長引きやすく、ウイルスや菌が全身に広がり肝炎や心筋炎、脳炎を引き起こし命に係わる危険性があります。

免疫力が低い子どもやお年寄り、睡眠不足や病み上がりで免疫力が弱っている人は特に注意しましょう。

 

ウイルス性の急性胃腸炎が起きる原因

ウイルス性の胃腸炎(感染性)で代表的なのは下記の3つです。

  • ノロウイルス
  • ロタウイルス
  • アデノウイルス

 

この中でも、ノロウイルスは感染力が強く毎年多数の感染者が出るため、ニュースで取り上げられることが多いですよね。

ロタウイルスも感染すると怖いウイルスの一種であり、近年、任意ですが赤ちゃんの予防接種の項目に追加されました。

各ウイルスの潜伏期間は、

  • ノロウイルス 1~2日
  • ロタウイルス 1~3日
  • アデノウイルス 5日~1週間

となっています。

 

これらすべてのウイルスは人から人へ移る可能性があります。

特にアデノウイルスは潜伏期間が長いため、保育園や幼稚園で流行している時は、すでに感染した可能性も視野に入れ対応する必要があります。

汚物の処理をする際は手袋とマスクを着用し、次亜塩素酸ナトリウムを使用して消毒しましょう。

 

細菌性の急性胃腸炎が起きる原因

赤痢菌やコレラ菌など伝染病を引き起こす細菌もありますが、夏に発生する急性胃腸炎の多くは、

  • サルモネラ菌
  • カンピロバクター菌
  • O-157
  • 腸炎ビブリオ菌

といった食中毒菌が原因です。

 

細菌による急性胃腸炎は、ウイルス性のものに比べると症状が重くなる傾向にあります。

食中毒菌もウイルス同様、種類によって潜伏期間が異なります。

  • サルモネラ菌 12~48時間
  • カンピロバクター菌 2~11日
  • O-157 2日~7日
  • 腸炎ビブリオ菌 6~12時間

 

生や十分に加熱していない肉や魚、卵などを食べた後、激しい下痢・腹痛の症状が現れた場合、食中毒菌が原因の急性胃腸炎が起きている可能性が高いです。

下痢や嘔吐の症状が落ち着いた後、こまめな水分補修を行いつつ、病院へ向かいましょう。

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ストレス性の急性胃腸炎が起きる原因

過度なストレスを受けると体温や内臓の活動を調整している”自律神経”が乱れます。

自律神経が乱れて胃腸の動きが活発になり過ぎると、胃酸が過剰分泌する原因になります。

過剰分泌した胃酸が胃の粘膜を傷つけると、そこに炎症が起こり急性胃腸炎を引き起こします。

 

また胃腸炎ではないですが、ストレスが原因で腸が痙攣する場合もあります。

痙攣によって腸の機能が麻痺すると、消化不良が起こり激しい腹痛・下痢といった胃腸炎に似た症状を引き起こします。

 

急性胃腸炎の下痢はいつまで続く?

急性胃腸炎によって起きる下痢は、原因次第でいつまで続くかが異なります。

ウイルス性

  • ノロウイルス 2~3日
  • ロタウイルス 5~7日
  • アデノウイルス 1~3週間

細菌性

各食中毒菌によって若干の違いがありますが、1週間以内に回復します。

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食中毒の腹痛や下痢はいつまで続く?早く治すための対処法は?

 

急性胃腸炎は下痢の色で危険度がチェックできる!

急性胃腸炎による下痢が止まらない時、下痢便の色を見て胃腸の状態を判断できます。

通常の便は黄・黄土・茶色ですが、この色以外の時は症状が重症化している可能性が高いです。

早急に病院(内科)を受診して、便の状態を伝えてください。

赤い下痢

赤みが弱ければ、下痢で肛門が傷ついたり痔から出血しているだけかもしれません。

もし赤いドロッとした粘膜性の下痢や鮮血の下痢の場合、重度のウイルス、細菌性胃腸炎にかかっているかもしれません。

白い下痢

ロタウイルス胃腸炎に感染した際の症状の一つで、白い下痢便があります。

“白”と言っても真っ白ではなく、お米をといだ後の水のような薄く白みがかったイメージです。

ロタウイルスは乳幼児に感染しやすいので、赤ちゃんの嘔吐や下痢が続く時は便の色も必ず毎回確認しておきましょう。

また赤ちゃんは脱水症状に陥りやすいため、下痢が続く場合は水分補給を忘れないようにしてください。

 

 

急性胃腸炎はウイルスや細菌など、原因が様々なので誰でもかかる可能性がある病気ですが、意識すれば予防できます。

ウイルスの場合は手洗いやうがい、感染者からうつされないよう消毒の徹底。

細菌の場合は食中毒の原因になりそうな生肉や魚は十分に加熱してから食べる。

流行りやすい季節は特にきちんと予防対策を行い、ウイルスや菌との接触をシャットアウトしましょう。

また急性胃腸炎の危険度を判断する一つの基準として、下痢が続く場合は便の色をチェックする習慣を作りましょう。

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