ふとした時、右脇腹に痛みを感じることってありませんか?

原因が思い当たらないのに右脇腹の痛みがずっと続いていると「何か良からぬ病気ではないか…」と心配になりますよね?

右脇腹にはたくさんの臓器が詰まっているため、考えられる病気はたくさんあります。

また、男性・女性で患っている可能性が高い病気も変わってきます。

長く続く痛みの不安を少しでも取り除くため、右脇腹の痛みの原因について見ていきましょう。

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右脇腹の痛みの原因は?

右脇腹に起こる痛みは、

  • ストレスによる神経系の痛み
  • 無理な運動や姿勢の悪さからくる筋肉痛
  • 内臓疾患

など、様々な原因が考えられます。

 

筋肉痛や神経痛であれば、時間の経過とともに痛みは和らいできますが、右脇腹にいつまでも違和感があったり、鈍痛や痛みが続く場合、内臓系の病気の疑いが強くなります。

右脇腹の痛みが続く時に疑われる病気を紹介したいと思います。

 

右脇腹の痛みが続く時、疑われる病気は?

右脇腹の辺りには大腸・盲腸・腎臓・胆のう・肝臓と多くの臓器が存在しており、右脇腹の痛みはこれら臓器に何らかの病気がある可能性が考えられます。

男性と女性で考えられる病気が若干変わるので、右脇腹の痛みに直結する可能性が高い病気のみ男女別に紹介していきます。

 

男性・女性に共通して考えられる病気

胆石

胆石はコレステロールなどが固まったもので、成人の8%が持っていると言われています。

症状としては、右脇腹から背中にかけ激痛が走るのが特徴です。

食後に発症することが多く、肥満や食物繊維不足によりリスクが高まるため、日頃の生活習慣を見直せば予防可能な病気とも言えます。

 

大腸がん・肝臓がん・胃がん

右脇腹の痛みが長期に渡って続く場合、これらのがんの疑いもあります。

がんの場合、耐えられないほどの激痛というより、ズキズキと重い鈍痛が続きます。

特に肝臓は“沈黙の臓器”と言われ、痛みが出るころにはかなり進行している場合が多いので病気の早期発見が重要です。

 

虫垂炎

右脇腹の小腸から大腸に繋がった下、盲腸の先に突き出ている虫垂に炎症が起き発症します。

男女差はなく、どの年齢層でも見られる病気で急に激しい腹痛が起こり吐き気を伴うこともあります。

放っておくと腹膜炎を起こし、命の危険性もあるため早急な治療が必要です。

 

腹膜炎

臓器を覆っている腹膜が細菌感染を起こして炎症が起きます。

はじめは右脇腹の一部が痛み出し、次第に痛みの範囲が広がっていきます。

痛みと併せて吐き気や頻脈、発熱などの症状が見られることもあります。

 

胆のう炎

胆石が胆管に詰まる事により胆のうの壁が炎症を起こす病気で、症状として右脇腹の激しい痛みや発熱・黄疸が見られます。

胆石同様、食後に現れることが多い病気です。

 

肝炎

肝臓に炎症が起こる病気で「急性肝炎」と「慢性肝炎」があります。

症状としては、全身の倦怠感・発熱や黄疸・吐き気、そして右脇腹やみぞおちに鈍い痛みがみられます。

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女性に多い病気

慢性胆のう炎

近年、食事の欧米化が進みコレステロールの多い食生活の影響で、胆汁の成分が固まってできる胆石を持つ女性が増え続けています。

胆石が一因となって起こる病気が慢性胆のう炎で、特に40代~50代の女性に多い病気です。

症状の特徴として、激しい痛みはなく右脇腹に鈍痛や重い感じを伴います。

慢性胆のう炎は自覚症状に乏しいので気付きにくく、見逃すと”急性胆のう炎”を起こしたり”胆のうがん”に繋がる危ない病気です。

 

膀胱炎

女性は性器の形状が外側に開口しているため、男性より細菌感染しやすく膀胱炎を発症しやすくなっています。

膀胱炎は大抵直ぐ治りますが、大腸菌などが腎臓まで上がると腎盲腎炎を引き起こすことがあります。

膀胱炎が右側の腎臓で起きた場合、右脇腹の痛みを伴い、併せて高熱・吐き気の症状もみられます。

 

子宮筋腫

右脇腹の痛みが鈍痛の場合、子宮筋腫やそれに伴う便秘の可能性があります。

子宮筋腫は妊娠に影響を与える場合があるので、今後結婚や妊娠を控えている女性はきちんと検査することをおすすめします。

 

卵巣卵管組織の炎症

女性は女性特有の臓器を保有しているため、右脇腹が痛む時それらの臓器に何らかの疾患が起きている可能性も考えなければなりません。

卵巣は左右対称にありますが、右側の卵巣にトラブルが起きた場合、右脇腹に痛みを感じます。

卵巣にできる腫瘍の種類は非常に多く、良性とされる卵巣嚢胞~悪性とされる境界悪性腫瘍まで様々です。

少しでも違和感や痛み不安を感じた場合、早期に専門医を受診する事が大切です。

 

男性に多い病気

尿路結石

尿の通り道に結石が出来てしまう病気で、30~40代の男性に多い疾患です。

男性は女性より尿管が細く長いため石が詰まりやすくなっています。

尿路結石は腰の背部から脇腹にかけて耐えがたい激痛が起こります。

夜間や早朝に痛むことが多く、腎臓の中心に炎症が起こる腎盲腎炎を併発することもあります。

腎盲腎炎を併発すると38℃~40℃の高熱が出ることもあるため、重症化しやすいです。

 

肋間神経痛

肋骨部分の神経痛のことで、女性にも起こりますが男性に起こる割合の方が多いです。

肋間神経痛は呼吸の度に右脇腹が痛んだり、寝返りや咳、笑った時にも痛むことが多いです。

原因は日常のストレスや内臓疾患の場合など様々ですが、右脇腹以外に背中や脇の下、みぞおちが痛むこともあります。

痛み自体は長く続かないですが、癖になってしまい繰り返すことがあります。

 

まとめ

右脇腹に痛みが続く時、筋肉痛や適切な治療ですぐ治る軽い疾患の場合もありますが、時には命にかかわる重大な病気の可能性もあります。

自己判断や「もう少し我慢してみよう…」と軽い気持ちで考えず、早めに病院へ行き正しい診断・治療を受けることが何より大切です。

内臓疾患の場合は数センチずれるだけで病気である臓器が違ってくるので、痛む場所をきちんと把握して医師に伝えるようにしましょうね!

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