仕事や勉強、家事・育児で大変な時、ストレスが胃にくる人は多いのではないでしょうか?

ストレスによる胃痛は食べ過ぎ・飲み過ぎの時と違い、前触れもなくやってくるのでツライですよね。

いきなり胃痛に襲われた時でも、素早く対処できるよう治し方を知っておくに越したことはありません。

今回ストレスによる胃痛の治し方として、薬なしで行える方法と最終手段で服用したいおすすめの市販薬を紹介します。

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ストレスで胃痛が起きる仕組み

ストレスによる胃痛は自律神経の乱れによって起こります。

自律神経は私たちが無意識のうちに内臓や血管の働きを調整している、健康維持の要となる神経です。

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、それぞれ働きが異なります。

  • 交感神経 → 活動を促す神経。運動時や勉強時、緊張や恐怖を感じている時に働く
  • 副交感神経 → 身体の機能を回復させる神経。入浴中や睡眠中などリラックス状態のときに働く

胃の機能を正常に保つには、内臓の機能を回復させる神経である“副交感神経”をきちんと働かせることが大切です。

 

ストレスに長時間さらされると、交感神経優位の状態が長く続きます。

睡眠やリラックスできる時間を作って副交感神経を働かせないと、食べ物の消化・吸収作業で疲労した胃の機能が回復できません。

 

副交感神経が働かず、胃が疲れ果ててしまうと、

  • 血流悪化により胃の機能が低下して消化不良を起こす
  • 胃酸が過剰に分泌され胃粘膜を傷つけてしまい、炎症が起きる ※

※胃酸が過剰に分泌される症状を“胃酸過多”といいます

といったことが原因で胃痛が起こります。

 

ストレスによって起きる胃痛の治し方は?

薬には副作用があるので、胃痛をすぐに薬で抑えるのはなるべく避けたいところ。

※関連記事

胃薬の飲み過ぎで起きる副作用まとめ!常用がよくない理由は?

薬を飲むほどの痛みではない時やすぐに薬を飲めない時、一旦今から紹介する治し方で対処して様子をみることをおすすめします。

温かい飲み物を飲む

ストレスによる胃痛は胃酸過多による胃粘膜の炎症や胃の血流悪化が原因なので、温かい飲み物を飲むことで両方の原因に対応できます。

胃酸過多の時に胃の中が空っぽだと、ダイレクトに胃酸が胃壁へと到達するため胃痛が悪化する原因になります。

ただ胃の中に食べ物や水分があれば胃酸が食べ物の消化に作用したり、水分によって胃酸自体が薄められるので痛みの緩和につながります。

 

また温かい飲み物は身体を温めてリラックスさせるので、副交感神経の働きを高めて血流や胃酸過多の状態を改善へと導きます。

胃痛の時は胃に負担をかけない方がいいので、温かい飲み物も、

  • 胃の負担にならない白湯
  • 胃粘膜を保護する作用のある牛乳を温めたホットミルク

がおすすめです。

※関連記事

胃痛を治すおすすめの飲み物!胃痛の人が控えるべき飲み物は?

横になり体を休める

胃痛の原因が胃粘膜の炎症である場合、炎症が起きている箇所に胃酸が触れなければ痛みは和らぎます。

立ったり座ったりしている時に胃痛が起きている場合、一旦横になって痛みが治まるか確認してみましょう。

 

また食後に胃痛が襲ってきた時は、右側を下にして横になってみましょう。

胃の出口は右側なので、出口付近に食べた物と胃酸を集めることで胃酸が食べ物の消化に使われ胃粘膜を刺激しにくくなります。

血流悪化で胃の働きが衰えている場合も、右側を下に横になることで消化された食べ物が素早く腸に到達するので胃にかかる負担を減らせます。

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ストレス性の胃痛に効く市販薬は?

市販の胃薬は多くの種類があり、胃痛を治すためのアプローチの仕方も以下の様に様々です。

  • 胃酸を抑えるもの
  • 消化の手助けをするもの
  • 胃の粘膜を保護もの

 

ストレスによる胃痛を抑えるのに最も適しているのは、胃酸を抑える薬です。

胃酸を抑える効果のある代用的な市販薬は、

  • ガスター10
  • ガストール ※
  • パンシロン(キュア) ※

があります。

※ガスト―ルやパンシロンキュアは正確には胃酸を中和して刺激を抑える薬です。ガスター10の方が良く効きますが、その分副作用のリスクも高いです。

 

また胃酸過多によって傷つけられた胃粘膜を保護・修復する作用のある薬も有効です。

市販薬で言えば、

  • スクラート胃腸薬
  • キャベジンコーワ
  • パンシロンシリーズ

これらが胃粘膜の保護・修復する作用のある薬なので、胃酸を抑える薬と併せて服用することでより高い効果が期待できます。

 

残り一種類、消化の手助けをする市販の胃薬は、

  • 太田胃酸
  • キャベジンコーワ
  • パンシロンシリーズ

などが挙げられます。

消化の手助けをする市販の胃薬は、胃粘膜を修復・保護する市販の胃薬と同じ商品である場合が多いです。

これらの商品はストレスより、暴飲暴食によって起きる胃痛に対して有効といえます。

 

まとめ

薬を飲まずにストレスによる胃痛を治すことができればいいのですが、実際はそう簡単に治ってはくれませんよね…

私もストレスで胃痛が起きた時は、2,3回に1回の頻度で薬に頼ってしまっています。

 

最後の手段として胃薬を飲むわけですが、副作用を起こさないためにも用法容量は必ず守ってください。

多く飲んだから早く効くわけではないですし、少し待って胃痛が治まらないのでまたすぐ胃薬を飲むような服用方法は副作用のリスクを高めます。

また薬に頼る前に、“ストレスを溜めない・解消法をみつける”という根本的な胃痛の治し方も実践していきましょうね。

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