腰痛や下痢は体の調子が悪い時に起こる症状ですが、同時に発症した経験はありませんか?

どちらか一つの症状が頻繁に起きるのはともかく、同時に起こるとさすがに病気の可能性を考えたりしますよね。

腰痛・下痢が同時に起きた場合、病気も含め、どのような原因が考えられるのでしょう?

今回は腰痛と下痢が同時に起きる原因、その対処法をお伝えします。

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腰痛と下痢が同時に起きる原因は?

腰痛と下痢が同時に起きて両方なかなか治らない…、こんな時は以下の原因が考えられます。

冷え

下痢と腰痛が一緒に起きる原因で、男女ともに最も多いのが“冷え”です。

体が冷えると、内臓の働きをコントロールしている自律神経が乱れます。

自律神経が正常に作用しないと胃腸の働きが鈍くなり、食べた物をちゃんと消化できず下痢を引き起こします。

また冷えによって血行が悪くなると、筋肉が硬くなり神経を刺激するため腰痛が起こります。

 

冷えが原因の腰痛・下痢は、体を温めて冷えにくい体質になることで解消できます。

体を温めるには、毎日湯船に浸かったり、体を温める食材を積極的に食べることが大切です。

体を温める食材
  • にんじん、たまねぎ、ごぼう、れんこんなどの根菜類
  • 生姜やにんにく、赤唐辛子 等

 

また適度な運動によって筋肉を動かせば、基礎代謝がアップして冷えの解消につながります。

特に胸筋や腹筋などの大きな筋肉や、冷えやすい足先の血流を改善するため下半身の筋肉を鍛えることは有効です。

毎日10分ほどでも十分なので、筋肉を動かす習慣を作りましょう。

腹圧が弱まっている

お腹の中にある胃腸・肝臓などの内臓は”腹膜”という薄い膜によって覆われ、臓器同士の摩擦によるダメージを軽減しています。

腹膜が内臓にぴったり張り付いていると内臓の動きの邪魔になるため、内臓と腹膜の間にスペースを作り内臓が正常に動けるようサポートしているのが腹圧です。

腹圧が弱まると腹膜が内臓に近づき、内臓の働きを邪魔するため胃や腸に負担がかかり下痢する場合があります。

また腹圧は腹筋や背筋など、お腹周りの筋肉への負担を軽減する役割もあります。

腹圧が弱まるとお腹周りの筋肉に過度な負担がかかるため、腰痛の原因となります。

 

腹圧が弱まる原因は運動不足や食べ過ぎ、同じ姿勢を長時間続けているなどです。

普段から腹八分目の食事と適度な運動を心がけ、腹圧の低下を防ぎましょう。

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月経

月経時、子宮を収縮させて経血を子宮の外に排出するため、プロスタグランジンと呼ばれる物質が分泌されます。

プロスタグランジンの分泌が正常だと腰痛や下痢が起きることはありません。

ただ体質やストレスが原因でプロスタグランジンが過剰分泌された場合、子宮の収縮が強まり子宮周辺の血管にも負担をかけるため血流の妨げになります。

血行が悪いと身体が冷え、胃腸の働きが弱まり消化不良が起きるため腰痛と下痢の症状が同時に起きます。

 

月経による腰痛と下痢を抑えるには子宮を温め、血行を改善することが有効です。

血行が改善すればプロスタグランジンの分泌を抑えられます。

温かい飲み物を摂取したり、使い捨てカイロや腹巻などでお腹を温めましょう。

 

また“冷え”の予防対策と同じよう、筋肉を動かすことも症状の改善につながります。

月経時の腰痛と下痢に悩んでいる女性は特に、普段から意識して冷え対策をしておきましょう。

病気

腰痛と下痢が同時に起こり、対策したにも関わらず一向に症状が改善しない場合、病気が原因かもしれません。

下痢だけだと消化器官系の病気が真っ先に疑われますが、腰痛の症状もある場合、疑われる病気の数はさらに増えます。

腰痛+下痢が続く症状がある病気は、腎臓・肝臓・膵臓・大腸がんを始め、

  • 胃・十二指腸・大腸の潰瘍
  • 胆石、尿路結石、膵炎、腎盂腎炎

などが考えられます。

また腰痛のストレスが原因で自律神経が乱れ、下痢しているとも考えられます。

そうなると臓器以外にも、血管の病気も可能性として浮上します。

 

病気以外の原因で腰痛や下痢が起きている場合、対処療法で症状を緩和・解消できます。

しかし病気の場合は投薬や手術により根本的な原因を解消しないと、つらい症状が改善することはありません。

腰痛や下痢を改善する方法を実践したのに症状が治らない、もしくは腰痛・下痢の片方だけが改善され両方治らない場合、一度病院での検査をおすすめします。

 

まとめ

腰痛や下痢は急を要する症状ではないので、病院に行かず我慢している人も多いのではないでしょうか?

「もう少し症状がつらくなってから病院に行こう…」と放置していると、原因が病気だった場合は命にかかわるレベルまで進行するかもしれません。

特に腰痛と下痢の症状が同時に現れて一向に改善しない時、深刻な状態である可能性が高いので早急な受診をおすすめします。

腰痛や下痢など、体からの危険信号はなるべく早く対処して悪化させないようにしましょうね!

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